こんにちは。しばゆーです。
今回はキャンプ初心者の方々へ向けてテントの選び方について話していきたいと思います。
この記事では以下のことがわかります。
・テントの種類とそれぞれの違い
・テントを選びのポイント・注意して欲しい点
・初心者の方へおすすめのテント
テントの種類はこんな感じ!!
大きく分けるとこの2つ!
テントの種類は大きく分けるとこの2つになります!
・自立式テント
・非自立式テント
自立式?非自立式?何それ??って方のために説明します。
自立式テントはロープ等を用いなくてもテントだけで成立するテントです。
非自立式テントはロープ等で支えておかないとテントが倒れてしまい自立しないテントになります。
この2つの中にもそれぞれ色々な形がありますので説明していきます!
自立式テント
①ドーム型テント
出典:Coleman
ドーム型テントは最も一般的で広く知られているテントです。
2本のポールを交差させてそれが骨組みになることで自立しています。
設営が簡単なのでこれからキャンプを始められる方に一番オススメになります。
場所の移動が簡単にできるのも結構ありがたいですね。
②2ルームテント
出典:Coleman
2ルームテントはドーム型テントから派生したものです。
寝室(ドーム型テント)+リビングが兼ね備えられています。
タープを張らなくても雨や日差しを防ぐことができるので一石二鳥なテントです。
設営はドーム型テントより大きいため少し大変ですが、難易度は低いです。
こちらも簡単に移動できます。
非自立式テント
①ワンポールテント(ティピー型テント)
引用:DOD
ワンポールテント(ティピー型テント)は名前の通り真ん中に1本のポールを立てて設営するテントです。
ポールを立てるところまでは簡単ですが、ロープを張って形を整える必要があるため、慣れるまで少し難しいと思います。
友達が持っていたのですが、居住空間も広くておしゃれなテントです。
②かまぼこ型テント
出典:snow peak
かまぼこ型テントは名前の通りかまぼこのような形のテントです。
トンネル型テントとも呼ばれたりもします。
ポールを半円弧に設置して骨組みにするテントです。
ポールを設置するだけでは自立しないため、ロープを張って形を保たせる必要があります。
半円の空間を全て使えるため、居住空間がとても広いことが特徴です。
見た目がなによりかっこいいですよね。
ぼくは持っていませんが、設営が簡単という話も聞きます。
ソロテントや特殊型テントなど細かく言い出せばキリがないのですが、大きく分けるとこんな感じですかね。
テントを選ぶときのポイントと注意点とは??
テントを選ぶときのポイント・注意点はこれです。
①快適使用人数はメーカー表示人数からマイナス1人で考えよう!
②設営の難易度を確認しよう!
③耐水圧が1,500mm〜3,000mm程度のダブルウォールテントを選ぼう!
④収納時の大きさや重さも確認しておこう!
⑤とにかく見た目が大事!気に入ったものを選ぼう!
ではそれぞれ説明していきます。
快適使用人数はメーカー表示人数からマイナス1人で考えよう!
メーカーが表示している使用人数通りに使用すると結構狭かったりします。
快適に使用できる人数はメーカー表示人数からマイナス1人した人数です。
実際に選ぶときには使用したい人数から逆算してその人数に合ったテントを選ぶようにしましょう。
例えば…
家族4人で使用したい⇨4〜5人用のテントを購入する。
まずはこのように必要なテントのサイズで絞り込んでみましょう。
設営の難易度を確認しよう!
設営の難易度はテントの種類によってもメーカーによっても違います。
テントの設営難易度は口コミやYouTubeを用いて調べてみましょう!
google先生に「欲しいテントの名前 設営 難易度」とかで調べれば口コミが出てきます。(マイナーなテントは出てこないかもしれませんが…)
今の時代YouTubeにメーカーが公式でテントの設営方法をアップしていたりもします。
実際に使っている人の意見や、実際の設営方法を見ることが一番の判断材料になります。
購入後にこんなはずじゃなかったーってことがないように調べておくと安心です。
耐水圧が1,500mm〜3,000mm程度のダブルウォールテントを選ぼう!
耐水圧?ダブルウォール??意味わかんねえ!!って思ったかもしれません。
それぞれ
耐水圧は、水の染み込みにくさ(数値が高いほど染み込みにくい)
ダブルウォールテントは、2枚のシート(フライシート;インナーシート)で構成されるテント(インナーテントの中に人が入ってその外側にもう一枚シート(壁)があるテントです。)
です。
耐水圧について
雨天や結露により濡れた場合にテントに水が染み込みにくいものを選びましょう。
寝て起きたらテントの中がびしゃびしゃ、なんて嫌ですよね。ぼくは嫌です。
テントを選ぶ際には1,500〜3,000mm程度の耐水圧を持つテントを選ぶのがおすすめです。
耐水圧が高すぎると蒸れやすくなるため、高けりゃいいってもんでもないそうです。
ダブルウォールテントについて
テントにはシングルウォールテントとダブルウォールテントがあります。
シングルウォールは軽く、設営が簡単といったメリットがありますが、結露に弱く雨・風・日差しの影響を受けやすいというデメリットがあります。
ダブルウォールテントはシングルウォールより少し重く、設営に一手間かかるというデメリットがありますが、結露に強く雨・風・日差しの影響を受けにくいというメリットがあります。
どちらも一長一短ですが、始めのうちはダブルウォールテントを選ぶのが無難です。
個人的には、とにかく軽量化したい!設営が簡単なのがいい!っていうソロキャンパーの方以外はシングルウォールテントは必要ないかなって思います。
以上の理由から耐水圧1,500〜3,000mmのダブルウォールテントを選ぶのがおすすめです。
収納時の大きさや重さを確認しよう!
収納時の大きさや重さは重要ですね。
車で行くにしてもバイクで行くにしても小さくて軽い方が良いに越したことはないです。
キャンプ場によっては駐車場からキャンプサイトまでの距離が結構遠いこともあります。
小さくて軽ければ運搬の負担が少なくなるため、大きさと軽さは結構重要だと思います。
使用人数が多いものは大きく重くなってしまうため仕方ありませんが、欲しいテントと同じ使用人数のテントを比べてみてなるべく小さく軽いものを選ぶと良いと思います。
とにかく見た目が大事!気に入ったものを選ぼう!
最後はこれです。
個人的に一番重要です。
今までの条件全てに当てはまっていようと見た目がダメなら全部ダメです。
「かっこいい」は正義です。
あくまで自分自身が満足するか、「おれ・わたしのテントめちゃくちゃかっこいい!」と思える見た目かどうかという話です。
人がどう思うかなんてことは関係ありません。
これはキャンプギア全てに言えることだと思いますが、自分自身が「かっこいい!」と思っているギアには愛着がわきます。
早くこのギアを使いたい!キャンプ行きたい!ってなると思います。
いくら性能が良くても見た目に勝るものはないです。
ぜひ自分自身が「かっこいい!!」と思えるテントを見つけてください。
以上がテントを選ぶときのポイントと注意点になります。
初心者の方へおすすめのテントは?
初心者の方へおすすめのテントを紹介したいと思います。
4人で使えるテントに絞って紹介しています。
ソロテント〜少人数用テントは別の機会に紹介しようと思います。
とりあえずやってみるならAmazonで安いものがたくさん売っていますが、今回は長く使えるおすすめ商品を紹介したいと思います。
ちなみにテントを買うときはインナーマットとグランドシートがセットになっているものを購入するか、別で購入することをおすすめします。
マットとグランドシートについてはこちらの記事で説明しています。
コールマン タフオープン2ルームハウス
◯定員:約4-5人用(快適使用人数:3-4人)
◯インナーサイズ:約300×250×175cm(縦×横×高さ)
◯収納時サイズ:約35×73cm
◯重量:約14kg
◯耐水圧:約2000mm(ダブルウォールテント)
大きめのキャノピータープ付きなので一石二鳥です!
タープを追加で買わなくていいです。
しかもポールも4本(220cm×2本、180cm×2本)が付いてきますのでこれだけ買っておけば居住空間については十分です。
耐水圧も2,000mmありますしダブルウォールテントです。
snow peak アメニティドームM
◯定員:約5人用(快適使用人数:4人)
◯インナーサイズ:約265×265×150cm(縦×横×高さ)
◯収納時サイズ:約22×74cm
◯重量:約8kg
◯耐水圧:約1800mmミニマム(ダブルウォールテント)
※1800mmミニマムとは
他のメーカーのギアは耐水圧を平均値で記載しています。
耐水圧2,000mmだとするとテントの場所によっては1,800mmのところもあれば2,200mmのところもあり平均して2,000mm以上を保証します!という風に決められています。
その点snow peakのテントはテントの中で一番耐水圧が低いところを表記しています。
1,800mmミニマムというのはテントのどの場所で測っても1,800mm以上を保証しています。という意味です。
このテントは僕自身も持っていて、とても使いやすいです。
大きさも重さもちょうどよく、4人でも快適に使用できます。
ポールとそのポールを通す場所に色がついていてどこにどのポールを通せばいいのか視覚的に判断できます。
また、他のメーカーのテントと比べて背が低いため、風にも強いです。
前室も広く、道具を置くスペースも十分取れます。
何と言ってもsnowpeakのテントをこの値段で買えるのはとても魅力的ですね。(エントリーモデルなので他モデルよりもだいぶ安いです。)
日本製で作りもいいため長く使えます。
ロゴス ナバホtepee400
出典:ロゴス公式
◯定員:約5人用(快適使用人数:4人)
◯インナーサイズ:約400×345×235cm(縦×横×高さ)
◯収納時サイズ:約21×56cm
◯重量:約5.8kg
◯耐水圧:1600mm(ダブルウォールテント)
上記のテント2つと比べて居住空間が広いことが特徴です。
そのうえ軽くて収納サイズが小さいです。
見た目もひときわ目を引くデザインです。
上記で紹介した2つよりもお値段は安めでお買い得です。
まとめ
以上テントの種類・選ぶポイント・おすすめテントについてお話ししました。
今回の記事を参考に自分にぴったりのテントを見つけてみてください!
変わったテントを探すならこちらのサイトもおすすめです。